ひろゆき「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」/ネットメディアはどうあるべき?

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2009年1月2日、ブログにて突如、巨大インターネット掲示板「2ちゃんねる」の譲渡を発表した著者が、“2ちゃん譲渡”の真相をはじめて語るとともに、クラウドコンピューティングやフィルタリングなど、最近流行りのネット用語の大きな勘違いをバッサリ!
また、ニコニコ動画管理人として、なかなか儲からない動画ビジネスの現実と未来や、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の四大マスメディアとネットビジネスの比較論も展開する。
『電波少年シリーズ』の「Tプロデューサー」「T部長」としても知られる日本テレビの土屋敏男氏との対談は、これからの動画ビジネスを語るうえで欠かせない必見の内容。ネットビジネスの現実と今後の指針が凝縮された一冊として、ひろゆきファンならずとも、読んでおきたいネットビジネス本。著者がはじめて語った自身の生い立ちも見逃せない!

p14
日本に工場を持っている企業がその工場を閉鎖してリストラしたら、日本のメディアにめちゃくちゃ叩かれるのですが、もし海外に工場を持つ日本の企業が、海外の工場を閉鎖してリストラしても日本のメディアは叩かないと考えています。

日本の文化はどんどん海外に輸出されていくというお話です。2ちゃんねるもサーバーをシンガポールに移しましたしね。

p69
ダウンロードを違法かすることで、音楽業界の売り上げダウンという問題を解決できないのならば、別の方法で利益を上げようと考えればいいのです。例えば、ネットを使った生ライブをメインにして課金をする方法がいいのかもしれませんし、もしかしたらイングランドのロックバンド、レディオヘッドのように「もうダウンロードしたきゃ勝手にすれば?」というような方向にするのがいいかもしれません。いずれにせよ、音楽業界はインターネットを音楽の知名度を上げるためのツールとして利用することを考えないとこれからますます厳しいかもしれません。

これは違法ダウンロードの話。ネットが発達した今、従来でやり方儲けようとしても無理があるよという内容でした。

p98
ネットを起爆剤として使うことに関しては、すでに成功例があるのです。『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』といったアニメも、テレビで放映してた時点では、たぶん視聴者は数万人規模だと思うのですが、ユーザーやYoutubeやニコニコ動画にアニメをアップロードしたことで火がつき、日本全国でDVDが売れたのです。こういった成功例のように、「ネットは番組や作品の認知度を高めるツールである」という理解をもって、ビジネスモデルを構築すべきなのです。

ネットを商売にどのように使うかというお話。ネットで話題になるのはそう簡単ではありませんが、一度火がつくと威力はすごいですね。

p100
ネットとテレビが得意なことというのは違うのです、両者の違いを例えるならば、オンラインゲームとパッケージゲームといった感じなのです。オンラインゲームというのはユーザーが集まり入り乱れることで、初めておもしろくなります。でもパッケージゲームというのは、1人でもある程度楽しめるように作られている。テレビというのはパッケージゲームと似ていて、作った番組をいっせいに放送するから、それなりに楽しめるようになっています。一方でネットは、ネット上のコンテンツにユーザーが反応して初めておもしろくなるものが多いので、オンラインゲームと似ています。

ネットとテレビのメディアの違い。ネットをそのままオンラインゲームに例えてしまうとそのままな気はしますが、わかりやすいので引用しました。

p164
テレビの存在価値が高まったのは、何も映画を放送していたからではなく、ワイドショーとか野球中継とかテレビでしかできないものを放送したからなんだよ。

テレビや雑誌をそのままネットに持ってくるという使い方をしている会社は今でも多いですね。そうではなくネットでしかできないものをやらないと価値がないよということです。この部分は対談なのでちょっと口調が違っています。

p196
100万人が観たい芸能人を使ったおもしろい話とかは、テレビのほうが効率がいいと思うんですよ。でも、1000人がものすごくおもしろいと思うものはテレビでは作れない。だからMAX1000人しか集まらないおもしろいコンテンツをネットでどんどん集めて、「合算すればユーザーが多いから広告ください」と言ったほうが、いい気がするんです。そういったニッチな方向に進むことがネットにとっては正解だと思いますから。

これもテレビとネットのメディアの違いです。万人受けするよりもニッチ層と狙えばいいんじゃない?とのこと。このブログも割とニッチ狙いな気はしますが(誰も聞いてない)
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2ちゃんねるの管理人で有名なひろゆきさんの本です。2009年の本なので結構古いのですが、なるほど!と思うところが多く面白い本でした。ひょうひょうとしてるのに鋭いことを言うひろゆきさんのキャラクターがいいですね。

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