今一生「親より稼ぐネオニート」/会社に属さない新しい生き方

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厳しい雇用環境下に置かれる「就職氷河期世代」の20代~30代
の若者たちの中から、会社に雇用されることを捨て、自営志向による不労所得
に時間をかけ、親や同世代以上の年収を稼ぐようになった「ネオニート」といわ
れる成功者が現れ始めている。

『新世紀エヴァンゲリオン』に心酔したこの世代は、マイペースで自分らし
く無理なく稼ぐ力を秘めているのだ。

組織の人間関係や嫌な仕事を続けられることの「ストレス耐性」をニートにつ
けるために面倒を見てやるという責任を負う覚悟のある人や、自分の経営する会
社にニートを優先的に入れてやるという人がいれば、ニートは救われようもある
だろう。

だが、社会にそんな酔狂な人はいない。

政府の失業政策を待つ余裕のないニートは、自営でしか救われない、だから早
めに始めておけ、それも負荷の少ないネット・ビジネスを契機に…という本書
は、無理のないところから稼ぐ意欲を起こさせる極めて現実的な選択肢を示して
いる。

▽著者からのコメント
本書で紹介している20−30代のネット・ビジネスやゲストハウ
スの個人経営者の成功例を見て、「これなら自分にもできるかも!」と励まされ
た読者からメールが毎日のように届いています。
一部には「僕にはできない」という声もありますが、本書には実際に無理の稼
ぎ方が書いてあるので、よく読んで試み続ければ、ちゃんと結果は出ます。

「自営は困難だ」という自己評価の低い人たちの声に負けずに、目標額と〆切
を決め、工夫を重ねていけば、大丈夫。
ニートはもちろん、10代でも稼げる方法が満載です。

たった777円で人生が変わることもあるのです。
若者取材歴10年以上の僕の自信作です。
心して、お読みください。

p6
<「働く」=会社に雇われる=したくないことまでガマンして定収入を守る>という発想にしがみついていたら、彼らはずっとニートのままだっただろ
うし、親より稼ぐことなどできなかっただろう。これを端的に言うなら、「儲けたいなら働くな!」ということだ。
会社に自分の時間を奪われるなんてバカバカしい。食うために今日も明日も似たような作業を続けなければならないような苦役なんて心底嫌だ。
そのように会社では働きたくない(あるいは働けない)と思った若者たちは、どうやって稼げるようになったのか。それは主にネットビジネスである。

かつては自営業が多かったですが、高度経済成長期に雇われる働き方が普通になったそうです。そして雇われる働き方から脱却しつつある時代なのかもしれません。

p27
そこで2006年6月現在の完全失業率を見ると、労働力人口全体の4.2%にすぎない。だが、若年層の完全失業率だけは90年代を通じて上昇し、1993年から2003年の間に15~34%(164万人)に増加している。データは全国平均だから、地方では20%を超えるところもザラにあるだろう。
完全失業者とは「働ける状況にある15歳以上で仕事を探していた無職の人」のこと。要するに、若年労働人口のうち2割弱の人間には雇用の受け皿がないのだ。
彼らの世代を「働かない」というだけで責めるのはあまりにも酷だ。

仕事を選ばなければ働き口はあると考えている人もいるかもしれませんが、実際はそうでもないように思えます。そもそも人生を捧げる仕事を取捨選択しないというのも酷な気はします。

p39~40
仕事の口もない、魂を注げる趣味も応援されない、将来に正規雇用のチャンスも期待できない。果ては自殺か、殺人か……。
こうして若年層の厳しい雇用環境に追い詰められた若者たちの中から、雇用に頼らず不労所得で生き延びようとする「ネオニート」たちが現れたのは時代の必然である。安定した暮らしのできる親元にいながら、自分はネットを利用して親よりも多額の収入を稼げた彼らは、現状を打破する方法を具体的に示した一つの確かな希望だ。

非正規雇用が増え、サービス残業は当たり前。労働環境がどんどん悪化していってるからこそ、従来の働き方は捨てる勇気も必要なのかもしれません。2007年の本ですが古さは感じません。十年前から比べて時代は良くなってはいないからなのでしょうけど。

p56
はたから見れば、毎日どこかの会社に通勤するわけでもなく、ずっと4畳半の自室のパソコンの前に座っている姿はニートそのものだからだ。
だが、彼の月収を聞けば、誰もが驚くに違いない。
「今年(2006年)1月の月収は、売上ベースで古本などの中古グッズのせどりによるものがおよそ20万円、せどりの情報商材(ノウハウをデータにしてネット上で有料ダウンロードさせるもの)の販売で60万円、アフィリエイトで60万円、アフィリエイトの情報商材で150万円のトータルで約300万円近く。貯金は600万円ほどあります」

取り上げられているのは矢代竜也さんという方だそうです。就職試験で100社落ちでどうしようと途方に暮れているところへ、せどりをやってみたらそこそこ稼げたので本格的に始めてみたというエピソードが紹介されています。

p76
受験勉強や集団生活はガマン比べに強い奴が勝ち上がっていく。
だが、「どうせガマンするなら自分のしたいことを実現させるためにガマンしたい」と望むほうが精神的に健康な考えであり、実際に力も発揮できるはずだ。「みんなと同じ」人生を踏み外す不安に負けて、周囲の望む通りに生きて後悔しても、親も友人も恋人も誰もあなたの人生に責任なんてとってくれない。だから、やりたいことがハッキリとあるときは、みんなの輪から外れても自分が納得できるまでやってみるしかないのだ。

親世代はたいていの場合はどこかの会社に就職することを望んでいます。しかし自分の人生である以上は自分の意思で決めないといけません。

p91
このようにニーズがあって競争相手がほとんどいないホームページ(離島ライフ)なら、その分野ではダントツの人気コンテンツになりやすい。事実、google検索で「離島」「スローライフ」と入力すると、前述のブログが検索結果のトップに表示される。(2007年1月2日現在)。これなら閲覧者を手堅く集められる。アフィリエイトでも儲かりそうだ。
「アフィリエイトは初めてから2か月目で月に8万円の収入が確定し、3か月目にはブログを見てくれた出版コーディネーターの方から島の暮らしの本の出版の話も舞い込んだんです。それでどんどん運営が面白くなってきたら、本土の会社からアフィリエイト講師の依頼が来て、女性向けにメールで教えることでインセンティブ収入が得られるようになりました。ブログ開設半年後には確定したアフィリエイトの額面が入金されて速いペースで毎月10万円以上の収入を得られるようになったので、バイトもしなくてよくなり、アフィリエイト収入に支えてもらいながら取材旅行や原稿を執筆する日々になったんです。自分が願っている以上の夢が叶うので、毎日が楽しいですよ」

こちらはバンガードめぐみさんという方で、「南の島で、暮らそうか!」という本も出されています。

p95
●やや管理人色のあるほとんど更新しないサイトが稼ぐ
「私の管理するサイトでの稼ぎ頭は1日にアクセスは200前後ですが、アクセス数の多さとアフィリエイトで稼いでくれるサイトは完全には比例しないようです。話題の提供、解決したい困ったこと、便利なこと(まとめられている・比較できる・オススメがわかるなど)がニーズのある(=人気のある)サイトだと思います。そうして更新しなくても稼げるサイトを作っているので、今ではほとんど更新しなくても稼げます。だけど初めは更新頻度は高い方がいいと思います」

一度作ってしまえばその後もずっと収入が入り続けてくる状況というのは非常においしいです。どんどんサイトを増やしていけばさらに収入が増えることにもなります。

p99~100
「一度行うと利益がずっと入ってくる」インセンティブ収入になる商材や技能が自分にないかどうかを確認してみる価値があると思った。
僕のようなライター業なら、書籍として出版していない雑誌での連載原稿や講演録などを電子出版のサイトで有料ダウンロードできるようにアップしておくだけで小遣い程度にはなるだろうし、ネット販売には書籍のように絶版がないのも魅力だ。(絶版本は出版権が切れるから、ネットで売り出せる希少価値本になる)
特殊な経験や技術を持っている人であれば、それを知らずに損をしている人向けに同様の有料ダウンロードを試みることもインセンティブ収入の入り口になるだろう。
また、そこで一定の人気を得れば、その実績を武器として出版社に売り込めるので、本の印税という二毛作も見込めるかもしれない。日本国内で本が売れて、それが国籍を問わない普遍的な内容であれば、日本の出版社が続々と外国の出版社との出版提携を結んでいる今日では海外の翻訳出版も期待できる。

ブログと出版の相性はよいです。どちらも文字媒体なのでブログがヒットしたから場所を本に移そうということもできます。

p104
「全国の女のコたちが愛読しているファッション雑誌には、東京の特定の店でしか買えない服もいっぱい載ってますよね。だから古着でも、田舎では買えないブランド物だと売れたんです。東京まで高い交通費を出すのも大変で、時間的にも買いに来れない田舎の子たちがいる。東京に住んでいるだけで私にはメリットがあると気付いたんですよ」

ネット通販で手に入るものはたくさんありますが、通販で手に入らない物というのも存在します。そういったものを転売するという儲け方もあるようです。

p107
たまたま近所にビーズの輸入問屋を発見し、「法人単位にしか売らない」と断られても足しげく通って1回10万~20万円の大量購入で安く仕入れ、ビーズのアクセサリーを作っては安値で趣味の人向けに自分のサイトで売り出した。
ビーズは仕入れ単価さえ低く抑えれば、転売しただけでも純利益の高い商材だ。ネット通販のように倉庫も持たずに流通業者も通さないコスト0円のビジネスには向いている。

アフィリエイトで稼ぐ以外にも、自分で作ったものを通販で売るという方法もあります。この場合だとビーズアクセサリですが、指定された絵を描きますといった技術を売る方法もあります。

p232
終身雇用神話が壊れた今は収入手段の多さが安心の担保なのに、それがちゃんと伝わってないんですね。ひとつの会社に身を置くという生き方は、一見、安全そうに見えますが、その実、大きなリスクを抱えることになります。

大きな会社に入れば安定していると言われ、疑問を持った方も多いのではないでしょうか。収入源が四つあればそのうちの1つがなくなっても平気なので、本当の意味での安定につながります。
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働き方という避けて通れないこと。ネットビジネスだけで生活するのは無理にしてもちょっとしたお小遣いにいいかもしれません。
この本、ゲストハウス運営についての項目もありましたが、本のコンセプトとはかけ離れているように感じたのでその部分は引用していません。

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