大原扁理「年収90万円で東京ハッピーライフ」/今までにない隠居という生き方の提唱

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年収90万円で、誰よりもハッピーに暮らす方法(しかも東京で)。

堀江貴文氏、共感!
↓↓↓
親も先生も信用してはいけない。
就職しなくても生きていける。
終身雇用なんて期待するな。
世間の常識は疑ってかかれ。
同調圧力や空気に負けるな。
人生は一度きり。他人に自分の運命を左右されるのは御免だ。
など、僕と考え方はほとんど同じだ。
「働かざるもの食うべからず」なんて、古い。—堀江貴文

p23
わたしは今、結果的に隠居になっているけど、毎日をとても「生きている」という感じ。それは、本当に小さなことだけど、自分で選び取って作った毎日だから、だと思う。自分が好きで選んだんだから、お金がなくたって、文句ないのは当たり前ですよね。

隠居というとマイナスなイメージですが、社会的に半分リタイアするからこそ見えてくるものもあるようです。誰にでもオススメできるスタイルではないでしょうが、こういう生き方もあるという参考になります。

p26
就職や進学で悩んでる人って、過度な競争に参加せず、かといって自分で起業とかいう気分でもなく、もっとフツーでいいんだけどどうすればいいのかわからない……っていう感じかもしれません。だって、今の世の中、まるで就職か起業か、ふたつにひとつ! みたいじゃん。極端すぎですよね。

選択肢が二つしかないとどちらとも合わないという人もいるでしょう。もっといろんな生き方が許容されてもいいかもしれません。大学を卒業したら隠居となるとえっ?と思いますが、本人が楽しければいいとは思います。自分自身が満足できるかが一番大事ですから。

p27
勉強について。
わたしの好きな教科は英語、国語、音楽でした。超文系! 対して嫌いな教科は、数学、理科、歴史など。でもわたしには苦手を克服するという考えがなかった。大人になったら、みんな自分の好きなことを仕事にすればいいんだから、苦手克服してる時間がもったいない。好きなことに時間使お、と思ってました。

世の中には色んな人がいるのだから、それぞれが好きなこと得意なことをやっていたら社会の役割は全部埋まってしまうものです。得意なことをどんどん伸ばしていったほうが人生がよくなる可能性は高いです。

p30
好きなことなんかなくても、今すぐ見つけなくても、もっと言えば死ぬまで見つけなくたって、別にいいじゃないですか。大事なのは、嫌いなことで死なないこと。これぐらい目標を下に置いとけば、とりあえず絶望はしなくてすみます。

最近はあんまり聞かなくなりましたが、自分探しというものがあります。自分の好きなもの、やりたいものは何かわからない人は案外多いようですが、別にそれらを見つけなくてもいいんじゃないのという作者さんからの提言でした。

p32
どうしても進まなきゃいけないときは、消去法がオススメです。
というのは、人間、やりたいことはわかんなくても、やりたくないことだけは意外と迷わないんですよね。
目の前にある選択肢から、どれをやりたいかではなく、やりたくないものからどんどん消去していきます。残ったものから「これならまあガマンできるかな」というものを選ぶんです。

好きなものはわかりにくいのに嫌いなものはすぐわかるというのが人間です。消去法で考えてみようというのは進路以外にも、人間関係など他のことにも応用できそうです。

p63
いい悪いとか、正しい間違ってるみたいな、相対的で対立的な価値観って、疲れると思う。間違ってる何かがないと、自分が正しい側に立てないというのは、しんどくないでしょうか。世の中ってそういうふうにはできてないと思うんです。だって、特に誰も間違ってない場面って、生きてたらよく遭遇しますよね。そしたら自分が正しくなるために、必死で間違ってる他人を探して、あるいは無理やり作り上げて、否定しなきゃいけないじゃん。めんどくさ。そういうのをいちいち判断することからは徹底的に離れて、「個」「わたしはわたし」っていう感じを目指すんです。そうすると、正しさにがんじがらめになってる現代社会の風潮から解放されて、今よりちょっとラクになるんじゃないかな。

日本人は単一民族だから他人の価値観を許容することが苦手と何かの本で読んだことがあります。他人の価値観はどうでもいいという価値観を身につけると不必要にイライラすることもなくなるように思います。

p66
自分の好きなことを自然にやってるだけなのに、周りの大人に怒られることがあったら、よ~く覚えておいてください。将来何かのかたちで、それはお金になるかもしれません(笑)。わたしも「隠居してる」とか言ったら、「おまえのせいでGDPが下がった」ってめちゃめちゃ大人に怒られたけど、いまや隠居がネタになって、本を出してお金がもらっちゃいましたからね。

周りに何と言われようと自分の考えを貫くというのは難しいことですが、周りは責任を取ってくれませんので自分の判断を信じるべきなのではないでしょうか。

p140
週5で休んでいてさえ、このザマです。すぐズレてしまうんですよね。本当の自分から。隠居してても、気持ちが外に向きすぎていたり、せっかくだから何かしなくちゃ! みたいなモードになっていると、こういうことがあります。あと、何もしてないことに世間の人はだいぶ厳しいですよね。何もしてないと人でなしみたいな扱いです。

自分は本当は何をしたかったのか、忙しい毎日の中にいるとわからなくなることがよくあります。そういう時、あえて何もせずにぼーっとしている時間を作ることで色んなことが頭の中に思い浮かび、「こういうことだったんだ」と気づきを得ることもあります。

p151~152
学校で絶対に教えてくれないことのひとつに、お金の稼ぎ方があります。でも、稼ぎ方よりもさらに教えてくれないのは、お金を稼ぐ前の心構え。
与えられた環境も物欲も、必要なお金の量も人によって違うのに、なんでみんな一律に週5で働かなきゃいけないんだろう、って疑問に思ったことないですか?

お金よりも時間の方がほしいという人は世の中にたくさんいるでしょう。世の中はそういう人にまで週5日働かせるようにできています。たくさん働くと疲れを取るためにマッサージに行ったりして、本来なら使わなくてもいいお金を使うこともままあります。

p156~157
以下を自分と照らし合わせて、どれくらいのペースで働くのが快適か、オリジナルのワークバランスを見つけるといいと思います。
・ひま耐性
・楽観的かどうか
・世間体
まず、ひま耐性というのは、どれくらいひま(働かずにいられること)をひまと思わず遊んでいられるかという能力のことです。(略)週5で働かないっていうのは、そりゃもう、想像を絶するほどひまなんです。
(略)
どれくらい楽観的でいられるか、も重要なポイントです。
老後の不安とか、年金とか、病気になったときとか、考えると不安な方もいるかもしれません。不安は育てようと思えばどこまでも大きくなるものです。

世間的については説明しなくてもわかるでしょうから省きました。ぶらぶらして暮らしているとちゃんと働けと言われるものです。ひま耐性というのはおかしな言葉ですが、休みが続くとやることがなくて仕事したくなる人もいます。
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年収90万円で暮らすための方法を書いた本のように思われますが、どちらかというと作者さんが何を考えて隠居に至ったかが書かれています。節約術などが読みたい場合は他の本を当たった方がいいでしょう。週五で働くスタイルが自分に向いていないという人は一読の価値があるでしょう。

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