ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」/現在の成功者は何を考えて生きているのか

スポンサーリンク

元ライブドア社長のホリエモンと、元2ちゃんねる管理人のひろゆき、“時代の寵児”ふたりが、格差社会・政治・裁判・メディア・お金・IT・教育からAV・風俗までニッポンの“ヘン”を語り尽くす!おかしいのはオレたちなのか?ニッポンか。

p37
堀江 何かやろうと思っている優秀な人にお金が回らないという構造があるわけですよ。それを是正するためにはどうしたらいいのかって考えると、お金を持っている人たちが能力のある人たちにお金を渡せば、利回りが良くなるはず。だから、お金持ちが持っている固定資産の利回りをもっと減らして、株なり何なりに投資したほうが利回りが高い、という状況にしたほうが、マネー市場にお金が回るんじゃないかって。

日本は格差社会といっても世界と比べれば格差がない方だと言われています。しかし格差が激しいという実感がある人は多いのではないでしょうか。貧乏だけれど才能がある人にもっとお金が回るようになる仕組みを作ることができれば日本はもっと発展するかもしれませんし格差もなくなりそうです。
才能があるならお金を使わなくても成功できるという意見もあるでしょうが、お金があればもっと実力を伸ばすことができるとも考えられます。

p39
西村 えぇ。この案は、基本的にお金持ちを敵に回すことになるんで、たぶん国会では通らないと思う。僕が議員だったら、こんな提案しないですよ。だって、政治生命が終わること間違いなしだろうし。でも、そういった状況があるから、日本の政治は良くならないんですけどね。

お金があれば政治すらも買えてしまう状況は誰もが良くないと思っていながらも、この状況はいつまで経っても改善されません。それほどまでにお金持ちの力は巨大です。政治が良くなる日は来るのでしょうか。

p110
堀江 知らないものに対して何か想像力を働かせるのが人間じゃないの? (略)
生物学上でも雑種が一番強いわけさ。だから近親相姦がタブーになっているの。病気になりやすいとか、遺伝子学的に弱くなるから。これは進化論なんだけど、いろいろな遺伝子が交錯することで、新しい遺伝子を形成し、遺伝子学的に強くなって生き残っていくのが生物学の常識なわけだよね。
それは社会でも同じことで、文化も異文化がどんどん融合することによって、新しいすばらしい文化が生まれて、文化がどんどん発達していくわけじゃない。だから、いいことのほうが多いはずなんだよ。

人間は新しいことを取り入れることに対して抵抗を覚えます。だけど異質なものをどんどん取り入れていったほうがより発展します。堀江さんがフジテレビを買収しようとした時、フジテレビの人にまったく歓迎されなかったそうです。現状で満足していると上の方向であっても変化したくないという感情があるようです。満足すると向上がなくなるとも言い換えられるかもしれません。

p121
本来、出版社にはスタイルがあったんですよね。だけど、あるとき雑誌が出てきて何百万部も売れているからマスメディアになっちゃった。でも、鉄道の本だとか、カメラとかペットの本を出している出版社は、それだけで成立しているらしいんですよ。だから、出版社はマスメディアじゃなくなるのが正解だって。

新聞は政治的な思想がたくさん含まれていますが、本にはそういう本はあまりありません。新聞と本は同じ印刷物でありながらもスタート地点が違うため別々の進化を遂げました。
インターネットの時代がすでに始まっていますが、新聞、本、ネットの三社はどのように進化していくのでしょう。

p141
優秀という定義を、何をもって決めるかにもよると思うんですけど、普通の人がこだわらないものにこだわって、モノ作りをすると誰も到達できないラインまで行ったりする。

西村(ひろゆき)さんは優秀かそうでないかの違いは何か人と違うものにこだわっているかどうかだと考えているようです。世の中の多くの人は自分独自のこだわりを持っているものではないでしょうか。言い換えればほとんどの人は優秀ということになります。自分は優秀ではないと思っている人でも実は隠れた才能があるのかもしれません。

p191
科学者たちの学説って、多数決で決まっているわけじゃなくて、一人でも正しいことを言うことがいたら、他は間違っていることになる。だから、大勢が言っていることに化学的な根拠がないのに、突っ込まないのがおかしいんですよ。

場の空気を読んだ場合、言いたいことをあえて口に出さないことがよくあります。日本人は特にそうで、みんなと同じであることに安心感を覚えやすい国民性らしいです。
しかしその文化は一人しか正解が出ないような難しい問題を考える時には裏目に出ます。自分が正しいと思っているのならみんなに反対されてもその意見を貫くことも大事ではないでしょうか。

———-

ライブドアの堀江貴文さんと2ちゃんねるの西村博之さんの対談本です。テーマは「社会」というおおざっぱなくくりでありがちではありますが、一時代を築いたお二人なだけあって鋭い切り口で社会を切ってくれます。こういった本は古くなると時代に合わなくなりますが、日本は2009年とあまり変わってないようで古さは感じませんでした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク